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UNSOLD

杉本博司、ソフィ・カル、青柳龍太

2014年11月20日(木)- 2015年1月31日(土)
11:00–19:00
日 / 月 / 祝日休廊

* 2014年12月27日(土)- 2015年1月12日(月)は冬季休廊
[オープニング・レセプション 11月20日(木) 18:00–20:00 作家来廊]

この度、ギャラリー小柳では2014年11月20日(木)から2015年1月31日(土)の会期で、杉本博司、ソフィ・カル、青柳龍太による「UNSOLD」展を開催いたします。
奇妙な縁で青柳龍太という若いアーティストと巡り会ったソフィ・カル。そして彼女を介して青柳を知ることとなった杉本博司。2013年3月のある日、この三人は秘密裏に靖国神社の蚤の市に参加しました。

2013年3月17日、午前7時から午後3時まで。ソフィ・カル、青柳龍太、杉本博司は靖国神社の蚤の市に、3つの出店を設けた。
ソフィの陳列は、中古品で構成され、由来書きは無く、「本当の話」のエピソードを書き、それにリンクした物を並べた。10点を108,500円で売り、13点は売れ残った。
杉本の陳列は、本物の古物と彼の作品ひとつで構成され、それぞれに由来書きを付けたが、それはまゆつばの由来ばかり。4点を67,000円で売り、12点は売れ残った。
龍太の陳列は、彼が蚤の市でいつものように扱っている骨董ともインスタレーションとも思えるスタイルで、それにまつわる説明は全く無し。9点を740,000円で売り、10点は売れ残った。
午後になって、グループを引き連れたアメリカ人のガイドが私たちの前を通りがかり言った。「ここは、見る価値はなさそうだ」。
これらは、売れ残りです。

「UNSOLD(売れ残り)」展では、杉本博司、ソフィ・カル、青柳龍太のそれぞれの実物の売れ残り商品を陳列、ギャラリー空間に当時の出店を再現します。
展覧会の初日、11月20日(木)午後6時からのレセプションには作家が来廊いたします。ぜひこの機会にご取材いただけますよう、ご案内申し上げます。
また本展にあわせて展覧会カタログ『UNSOLD』が発行されます。あわせてご周知いただけますよう、お願い申し上げます。


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